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2004年6月

【コラム】

バイト店員

中華料理のお店でなくても中国人らしき店員さんによく出会います。コンビニとかスーパーとか、マニュアル重視のお店が多いかと思います。ちょっと前までTVで見るような中国のお店の様子というと、サービスや接客という意識があまりなくて、どちらかというと店員さんのほうが強い立場のようにも見えていましたが、この頃ではそうでもないようです。日本で見かける中国人らしき店員さんも同様。
台詞としての日本語なら日本人と変わらない様子だけど、マニュアルから外れる言葉はちょっと言いにくそうで、そのへんから「外国の人かな?」と気付いたりします。でも、たずねたことに対して一生懸命に応えようとする様子は、十分な答えでなくても「あなたに聞いてよかった」と思うし、おつりを渡してくれる時のていねいな手の動きとか、ちょっとしたことで、こちらもスピードを落とせて、コンビニでの買い物がいい気分転換になったりします。
お店でバイトしてた学生の頃、ものすごくエラソーな態度のデカイ店員だったな〜と今になって反省します。でも、お客さんから感じる「気」で、店員の態度も変わってくるんですよね。これからはせめて「いいお客」を心掛けようと思います。

                               04.06.07 WADA

【コラム】

カッパの思い出

自分ではほとんど覚えてないんですが、3歳の夏、親戚グループで川に遊びに行った時。私は、一緒に行った祖父の若いお弟子さん二人の間で、川に流されて、キャッチされて、また流されてという遊びに夢中になっていたそうです。夕方になり、もうホテルだか旅館だかに帰ろうと言うのに、子供達は川遊びに夢中で誰も親たちの言うことを聞かない。せっかく遊びに来たんだからと親もあんまり厳しくは言ってなかった雰囲気を子供は察知してて、まだ大丈夫と思ってたんでしょう。
そのうち、周りにいた他の人達も帰ってしまって、「本当にいい加減にしなさいよ」と親が本気で怒り始めた頃。少し大きい従姉達は雷の落ち時を感じて片付けを始めても、私は川に流されるのが楽しかったらしく、「帰らない〜っ!」と遊びを続けていました。帰り支度の足手纏いになる私をお弟子さんが面倒みてたのが真相だったそうですが、我がままな様子を見てた地元のおばさんが私に一言。

「いつまでも川にいるとカッパが出るよ!」うちの親はそれだけは言わないで欲しかったと、言われる前に私を川から出さなかったことを激しく後悔。おばさんは、そう脅かせば子供は怖がってすぐに川から出てくるもんだ、と思ったのでしょう。私はその一言に目を輝かせ「カッパと遊ぶーーーっ!」と。会えるものなら、今でも会いたいカッパ。

                               04.06.14 WADA

【コラム】

待機電力

さて、もう寝ようと思ってから、なぜかいつまでも起きてるわけです。用もないのに、ぼーっと夜中すごしてて、部屋を見渡してみると、赤だの緑だの小さい電気がいっぱいついてます。充電中の携帯電話とかパソコンに繋がってるターミナルアダプターとか。コンポやビデオにはデジタル時計が光ってます。キッチンのほうに行ってみるとポットや、ここにスイッチがあるよ、と示すためスイッチ自体が光っていたり。非常時には警報機になるインターホンとか。部屋の明かりをつけなくても、そういうプチっとした電気がガイドになって、暗い部屋を歩けます。
これは、待機電力もバカにならないな〜と思うけど、実際にはプラグを抜いたりしたら、ただ邪魔な箱が増えるだけ。触ればすぐに応えてくれるのが電気の安心感だし、ライフラインのひとつでもある電気は、ここの家は世間と繋がってると確認できる暗黙の印しでもあると思います。
といっても、ぜーんぶの電気が数時間とまるというアクシデントは、夏になるたびに密かに願うことでもあります。冷蔵庫の中身がダメにならない程度の時間、まっくらな夜、エアコンのモーター音も聞こえない静けさで、さぞかし涼しかろうと思うのです。

                               04.06.21 WADA

【コラム】

今週のコラムは、ちょっとお休みです(^^)

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