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2003年7月

スタバ

スターバックス(スタバ)やタリーズといったコーヒー店が乱立してます。私の行動範囲は特に多く、スタバの、外が見える席でカフェラテを飲んでると、窓からは別のスタバが見えたり。「駅前のスタバでね」なんて待ち合わせもやっかいです。駅を出たところで「どのスタバ?」と相手の携帯に電話しなけりゃ特定できないほど、あちこちにあったりするのです。10mおきに、かつての公衆電話よりも密度が高いんじゃないでしょうか。それでも、お店に行くと「席あいてるかな?」と確認してからでないとコーヒーを注文できないくらい、どこも混雑してます。

きょうも会社のお昼休みに「スタバが多い」という話で盛り上がりました。こんなにあちこちにあるのに、オフィス街のランチタイムや休日のスタバは、座るには並んで待たなければならないのよね〜と。でも、こういったコーヒー店が目に付きはじめて、まだ数年だけど、いままでどこでコーヒー飲んでたんだろうねと、みんなで「うん、不思議だ」と。朝の出勤時間には、手に手に紙コップを持って出社する姿も多く見るし(自分もやってるし)、昼間もどうどうと「スタバ行くけど?」と周りの人に声かけたり、かけられたりで、一日に2回くらいはお店に行ってるかも。こんなにコーヒーが好きだったわけじゃないのに。

たぶん、ちょっとした切り替えのために便利なんでしょう。電車を降りて、そのまま会社に着くよりちょっと寄り道したい。勤務中に喫茶店で座り込んでコーヒー飲む勇気はないけど、ちょっと抜け出して気分転換したい。買い物の途中、次のお店に行く前にちょっとインターバル(買い物の反省と目標を頭と心に刻み込むための)が欲しい。ほんとうにゆっくりとお茶を飲みたい時や友達とおしゃべりしたい時は、それなりに落ち着ける店を選びますからね。コーヒーが飲みたい、のではなくて「え〜っと」や「さて」という考えているようでからっぽの数分にぴったりなのでしょう。

                                03.07.06 WADA

今週のコラムはお休みです。

エリーゼのために

大型電器店で。フロアの片隅にキーボードなどデモンストレーション用に置いてあります。「ご自由にお試し下さい」ということですが、たいてい手を出しているのはピアノを習いはじめたばかりという感じの子供です。たまに、彼女にいいところ見せたいふうの男の子が弾いてることもありますが、彼女のほうはつまんなそうにしてたりします。
私の買い物中にも幼稚園か1年生か、くらいの女の子がキーボードに向かっていました。弾いているのは「エリーゼのために」。その出だし部分を延々と。すっかり耳に貼り付いてしまいました。それが剥がれずに2、3日難儀しています。「エリーゼのために」は、ピアノをかじった時に習ったっけかな?でも、誰もが「習ってないけど弾ける曲」の代表に挙げるのではないかという曲です。オルゴールにもよくあります。
ところが頭の中でメロディを追ってみても、本当にオルゴールと一緒で、ある程度の長さを繰り返しているだけで一向に終わる気配なし。思えば、ピアノのリサイタルなどに出かけても、この曲が演奏されることはまずないでしょう。手持ちのCDを探してみたけど入ってないし。終わりまできっちり知ってるという人、あんまりいないのではないでしょうか。ってか、終わりあるの?とヤケになるくらい、頭の中をぐるぐる回っています。早く次の曲をいれないと「エリーゼのために」1曲でCDを買うはめになりそうです。

                               03.07.21 WADA

今週のコラム、ちょっとお休み。


無断転載禁止 掲載:アーク編集室

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