Arts Calendar/Art's Report site/《YAMAsan no Live_bibouroku》'16. 12.11.


vol.280

'16. 12.11.

クリスマス チャペルコンサート

会場:高知西福音教会

   教会員の友人がピアノ伴奏をするということで案内を受け、聴いてきた。ホルン奏者の高野哲夫夫妻を招いてのクリスマス演奏会だったが、ふだん聴くことのないホルン・フルート・ピアノという編成が新鮮だった。キリスト礼拝のクリスマスにちなんだ演奏を教会で聴くというのは、やはり商店街で耳にするクリスマスソングとはまるで異なって、趣がある。といっても、ストレートなクリスマスソングが演奏されたわけではなくて、主にクラシックからの小品とクリスマスキャロルからなる演奏だった。
 バッハの「主よ人の望みの喜びよ」をトリオで演奏し、サン=サーンスの「白鳥」をフルート(高野真紀)とピアノ(川村香絵)のデュオ、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」をホルンとピアノのデュオ、そして、フルートとホルンのデュオでモーツァルトの「魔笛」、シューベルトの「菩提樹」を演奏した後、トリオでのバルボトゥーの「スケッチ」というのが第一部の構成だった。この「スケッチ」というのは、初めて聴いた曲のように思うが、なかなか素敵だった。
 牧師さんのお話のあとの第二部は、「あめにはさかえ」「ノエルをばはじめに」「神の御子は今宵しも」「もろびとこぞりて」の四つのクリスマスキャロルを第1節は演奏を聴き、第2節第3節を皆で歌うという趣向だとの説明があったのだが、さすがチャペルコンサートだと感心しつつ、部分参加してみた。その後は、ドビュッシーの「シリンクス」をフルートのソロで演奏し、サン=サーンスの「ロマンス」をホルンとピアノのデュオで演奏してプログラムが終わった。
 アンコール曲がなぜかフルートとホルンによるジャズのテイク・ファイブだったように思うが、あの選曲は、いったいどういうところから出て来たものなのだろうと少々訝しく感じた。そのせいもあってか、最後の最後に牧師から促されての「きよしこの夜」で締め括られた。この日配られたチラシでチャペル・ビデオシアターというものもやっていることを知った。来週の日曜日、キリスト者作家の三浦綾子の原作である『塩狩峠』['73](中村登監督)を上映するようだ。



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