Arts Calendar/Art's Report site/《YAMAsan no Live_bibouroku》 6.24.


vol.244

'15. 6.24.

たかさきトリオ+下元文博 at 木馬

会場:ジャズ喫茶「木馬」

 今回は、地元で主にクラシック音楽の分野で活動している北村希代をベースに迎えての初めての演奏とのことで楽しみにしていたところ、木馬でのライブで初めて女子高生の姿を見かけるという和やかな空気のなか、とてもアット・ホームな寛いだ心地よさに溢れる楽しいひと時を過ごすことができた。
 前半は全てトリオでの演奏だった。ドラムスの吉川英治がスティックに持ち替え歯切れの良い響きで惹きつけた3曲目の『コンファーメイション』あたりからの軽快さを前に出した2曲『キュート』『ブラックナイル』の演奏が気に入った。なかでも『ブラックナイル』は、ピアノもドラムスも素敵に音が走っていて、とても気持ちがよかった。
 後半は、初セッションということからかポジションも最前列に構えていた北村希代の日頃の活動分野を意識してのものだろう、クラシック曲からの選択ということで、コントラバスとピアノによる『カヴァティーナ』で始まった。今日のプログラムで、最も彼女の演奏が目を惹いた曲は、折々に混ぜたボウイングがとても効果的だった後半2曲目の『ホーリーランド』だったように思う。
 3曲目の『フォー・オール・ウィ・ノウ』から下元文博がアルトサックスを抱えて加わると、俄然、華が添えられたように感じた。会場内も盛り上がり、次の『レッツ・ゲッタウェイ・フロム・イット・オール』あたりから客席の手拍子が途切れなくなっていたような気がする。吉川英治の歌う『さらばジャマイカ』『ワークソング』は回を重ねるごとに巧くなっているように思う。特に『ワークソング』の演奏はかっこよかった。僕は『ライク・サムワン・イン・ラヴ』を高崎の弾くピアノで聴いたことが今までにあったのか記憶が定かでないのだが、なかなかいい感じだった。
 『ファンジー・ママ』で楽しく盛り上げた後すかさず湧いたアンコールの拍手に応えて披露したのが再び吉川英治の歌う曲だったのがよく似合っている今宵のセッションだったように思う。高崎のライヴに一度来たいと言っていたので連れて来た、ちょうど一年下の後輩も大いに楽しんだとのことで、僕としては、グラス一杯の水割りも手伝って、とても気分がよかった。

演奏曲
1.Sweet Pumpkin
2.But Not For Me
3.Confirmation
4.Spring Can Really Hang You Up The Most
5.Cute
6.The Way We Were
7.Black Nile
【休憩】
1.Cavatina
2.Holy Land
3.For All We Know
4.Let's Get Away From It All
5.Jamaica Farewell
6.Work Song
7.Like Someone In Love
8.Fungii Mama
アンコール曲:Sometime I'm Happy


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