こぐれ日録 KOGURE Diary 2017年6/12〜6/18


こぐれ日録1062 2017年6/12〜6/18A

6/12(月)

風が冷っとする。京都府の職員さんが二人来る。岩下徹さんのダンスチラシを渡しそこねる。
1人公務員試験を受けるので、少し付き合う。先週は経済学みたいなものだったが、今日は法学なので大丈夫かと思ったが、民法はまるでできなかった。刑法は少しだけ記憶が戻る。条文も200ちょっとだしね。民法は1000もあるし、同時履行の抗弁権とか言葉は分かってもそれと消滅時効との関係とか聞かれてもねえw
刑法だって、緊急避難についての説がいっぱいあったっけ?という状態・・・

帰って、映画。
まずは、『幸せのちから』。サンフランシスコの中国人街に住む黒人家族、教会の役割とかいろいろ興味深い。sそのあと、吉岡里帆さんが出ている映画『ハッピーウエディング』。ちょっとチェックして寝ようと思ったが最後まで珍しく12時になってしまった。どちらも、ハッピーへと向かう話なので、まあ、日本のハッピーに向かわないかなあとか思うがそうもいかないなあ・・

ガブリエレ・ムッチーノ『幸せのちから』(2006年、117分、コロンビア映画原題: The Pursuit of Happyness)
<事業の失敗によりホームレスになるまで落ちぶれたが、最終的には成功を掴んだ実在の男性、クリス・ガードナーの半生を描いた作品である。原題はアメリカ独立宣言における「幸福の追求(The pursuit of happiness)」に由来するものである。間違えられやすいが、この「ハピネス」は正式な綴りの「Happiness」ではなく、「Happyness」である。これは息子の託児所の落書きにあったスペルミスが元となっている>
クリス・ガードナー:ウィル・スミス
クリストファー:ジェイデン・スミス
リンダ:タンディ・ニュートン
http://movie-bitari.com/happy9/ より
<クリス・ガードナー(ウィル・スミス)は骨密度スキャナーの営業マンだった。この画期的な製品に目を付けたクリスは、貯金をはたいて製品を大量に購入し、売って妻リンダ(タンディ・ニュートン)と息子クリストファー(ジェイデン・スミス)を養うつもりだった。しかし思惑は大はずれ。不景気も手伝って、クリスの高い営業能力をもってしても、スキャナーは売れなかった。家賃も税金も滞納し、幼い息子はチャイナ・タウンの安い保育所に預け、妻は一日16時間労働でもう、クタクタだった。毎日夫婦喧嘩が絶えず、家庭に重たい空気が流れていた。>


吉岡里帆さんの映画、ようやく見られた。結婚ビジネスで働く女性。授業にとてもマッチしているな。
片島章三『ハッピーウエディング』2016(2014に制作?)年公開、77分。製作:アルタミラピクチャーズ
吉岡里帆、五十嵐健人、小林よう、関健介、小園優、ミッキー・カーチス、大谷亮介、神戸浩、蛭子能収・・・
http://eiga.com/movie/85855/
<NHK連続テレビ小説「あさが来た」に出演し、結婚情報誌「ゼクシィ」の9代目CMガールに抜てきされた吉岡里帆が、奮闘する新米ウエディングプランナーに扮し、ブライダル業界の舞台裏を描いたハートウォーミングなコメディドラマ。矢口史靖監督の「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」、周防正行監督の「終の信託」「舞妓はレディ」、三谷幸喜監督の「清須会議」「ギャラクシー街道」といった作品で助監督を務めてきた片島章三が、長編映画初メガホンをとった。新米ウエディングプランナーの相川愛子は、自分の仕事が大好きだったが、思いこみで突っ走って失敗し、上司や同僚に迷惑をかけてしまうこともしばしば。そんなある日、「婚約中の娘が結婚式を挙げるつもりがないため、寂しい思いをしている」という女性の相談が会社に持ち込まれ、愛子は絶対に結婚式を実現させると約束してしまう。>


6/13(火)

授業、ふたりの課長との打ち合わせ。
学生との面談、部長会、ある委員会。
19時から、日曜日にお世話になった京都市市民活動総合センターで志縁堂実行委員会。
今日は前向きの意見が多かったな。
日曜日の写真がすでにアップされていた。
https://www.facebook.com/shimisen/posts/1488333167903810

<どこまでも透き通った水を、空気よりも
 自由に吸い込んで歌声に変え、聴かせて
 もらっているようなアルバムでした。 
   道尾秀介(作家、ミュージシャン)>

はなのCD『AZUL』について、作家で音楽家の道尾秀介さんがありがたいコメントを寄せてもらっていたが、どういう作家さんかまるで知らなかった。でも、結構読んだという人がいて慌てて読んでいる。
いやあ、惹きつけられるなあ。小学生が主人公。小さな妹も実にしっかりしている。

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫、2008年、2005年単行本)。
<夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。>

今日もいい天気。
私が生まれた時も晴れていたという。金曜日だったみたいだけどね。
62歳。
嬉しいニュースは、健康診断がオールA。去年は総コレステロール値だけ220でC12だったが、これが210に減少したからだ。でも、コレストロールは気をつけるべきだな。
体重が増加したこと、あと、腹囲が78.8⇒83.0はかなりやばい変化。


6/14(水)

2限目授業、そのあと、演劇部が来て1回生がずいぶん入ったとのこと。
和太鼓部はようやく1名。和太鼓部ができた経緯を知りたいということで、私が京都橘高校で「文化政策」を教えていたこととの繋がり、京都橘高校の和太鼓部の3名が中心になって、同好会が2006.6にできたことなどを学生支援課に聞いたりして伝えた。
そのあと学部教授会。

帰って、この前、『非常の階段』をアイホールで見た劇団、アマヤドリのDVDを鑑賞した。再演だと言う。DVDが2枚あって、合わせると167分。2幕。ずいぶんと長編である。

サンゲ(散華、日本軍が外国で1人殺したら1人散華の人が自死するという抗議によって平和運動を行うという集団)という集団を中心に描くところなどは、ちょっと烏丸ストロークロックぽい感じもあったが、もっと踊り、動く。照明が三浦あさ子さん。美しい暗闇、そこに一筋に灯る悲しさ、虚しさ。

アマヤドリ本公演『月の剥がれる』作・演出 広田淳一
2016年9月23日(金)〜10月3日(月)@吉祥寺シアター
―「人が人を殺したら、私も私を殺す」という脅迫を行おうと思っています。―
http://amayadori.co.jp/archives/8106
≪ごあいさつ≫「荒唐無稽の絵空事」と「今そこにある危機」の狭間で
 『月の剥がれる』を再演する。今年はアマヤドリがひょっとこ乱舞時代から数えて結成十五年という節目に当たるということで再演を立て続けに上演するのだが、これが、その二作目。といっても、なんだかこの作品は「再演」という感じがしない。初演を終えてから 今日まで、ずっとずっとこの作品を完成させるためにいろんな作品を書いてきたような気がする。逆に言えば、初演が終わった、という感覚を未だに持てずにいる。だからこれは 「再演」というよりは「初演」なのだと思っている。
 『月の剥がれる』は近未来の日本と、現在の世界と、そうして、少し前の時代の日本とを並列するような形で同時に描いた作品だ。イノチガケで戦争を止めようとする人たちの、 ちっともイノチガケではない、から騒ぎのような日常とを描いた作品だ。現代の日本に生きる僕にとってはもちろん一所懸命になって生きているつもりではいても、イノチガケということとはどこか遠い気がしていて、イノチガケなんていう感覚はわからない。そんなことを思いながら、自分なりにイノチガケになって書いたつもりの作品だ。
 この作品のことを自分で好きだとか嫌いだとかいう思いはない。だけど、決定的に自分にとって、また、アマヤドリという劇団にとって重要な作品だということは間違いない。この作品が改名後初の本公演で、ふたつ目の「旗揚げ」公演だったからというだけではなく、やはりこの作品の持っているスケール、狂気、テンションはやっぱり自分たちにとって今に至るまで越えられない特別な位置を占めているからだ。
 この作品を、ぜひ多くの人に観てもらいたいと思う。まあ、お芝居を作る時にはいつだってそう思っているのは当然だが、そういう当然の思いとしてではなく、やはりこれはぜひとも目撃していただく価値のある、そして多くの問題を提起せずにはおかない強度を持った作品だと信じるからだ。
 今回の上演が「初演」なのだからあの時のキャストをそっくり再び集めようかとも思ったのだが、いや、実際にそんなつもりで動いてみたりもしたのだが、なかなかやはりそういうことはできないようで、いつの間にやら劇団員の顔ぶれも変わり、出演者それぞれには それぞれの時間が確実に流れていた。だからまた、別の地点から僕たちは「初演」を始めようと思う。あの時、目指した場所へ、今の自分たちであればもっと肉薄することができるはずだと信じて。
アマヤドリ 作・演出・主宰 広田淳一
《あらすじ》
 「怒り」を放棄して暮らす国のとある学校。そこではサンゲ(散華)という、自らの死をもって殺人に抗議する過激な平和団体について学んでいた……。
 ネット上で一人の青年が発表した思想から始まったサンゲの平和運動は、すぐに証券マン崩れの策士・羽田の目に留まり、彼を中心とした小さな平和団体が組織される。お飾りの初代代表に担がれた現代芸術家崩れの男・朝桐太地は、弟妹の反対を押し切ってノリで運動に身を投じてしまうが、そんな折、この国の軍隊が始まって以来の海外での死傷者が出る事態が起き、早速サンゲは、「命をもって抗議する者」を抽選によって選出する……。
 サンゲという過激な平和運動を通して描かれるイノチガケの激動の世界と、「怒り」を放棄した人間たちがのほほんと暮らすのどかな世界を行き来しながら綴る異色の現代劇。学校、家庭、戦争、平和、宗教、憲法など社会的なモチーフを小さな人間たちのささやかな暮らしから描き出す一大絵巻。世界各地で続発する暴力と殺人、そして焼身による抗議活動に対するアマヤドリからの苦し紛れの必死の応答は、叶わぬ願いへの祈りの祝祭劇である。
《キャスト》
笠井里美、渡邉圭介、小角まや、榊菜津美、糸山和則、沼田星麻、宮崎雄真、中野智恵梨、石本政晶、石井葉月、石井双葉、一川幸恵、倉田大輔(以上、アマヤドリ)
谷畑聡(劇団AUN)、西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士)、細谷貴宏(ばけもの)、秋本雄基(アナログスイッチ)、遠藤杜洋、西村蒼、木村聡太、ザンヨウコ、田中美甫(CHAiroiPLIN)、毛利悟巳、飯野愛希子、大塚由祈子、池田優香、鳴海由莉(ブルドッキングヘッドロック)
《スタッフ》
作・演出    広田淳一
舞台監督    浦弘毅(株式会社ステージワークURAK)/白石祐一郎
舞台美術    中村友美
音響      田中亮大(Paddy Field)
照明      三浦あさ子
衣裳      矢野裕子/八木その
ヘアメイク   海老根阿弥
文芸助手    稲富裕介
宣伝美術    山代政一
制作      斉藤愛子
演出助手    木村恵美子/犬養真奈/吉本真里奈
振付協力    スズキ拓朗(CHAiroiPLIN)
撮影      赤坂久美/bozzo  
楽曲提供    岡田太郎(悪い芝居)
  企画製作    アマヤドリ
主催      合同会社プランプル
協力      (公財)武蔵野文化事業団
助成      芸術文化振興基金
協力      イマジネイション/A-Team/エンクラストパブリシティズ/株式会社エヌウィード/株式会社CLEO/株式会社CRG/株式会社仕事/有限会社ジェイ・クリップ/リベルタ/ワンダー・プロダクション 芸術文化振興基金_03
《アマヤドリとは?》
2001年に「ひょっとこ乱舞」として結成。2012年に「アマヤドリ」へと改称。広田淳一によるオリジナル戯曲を中心に、現代口語から散文詩まで扱う「変幻自在の劇言語」と、クラッピングや群舞など音楽・ダンス的な要素も節操なく取り入れた「自由自在の身体性」を両輪として活動。リズムとスピード、論理と情熱、悪意とアイロニー、とか、そういったものを縦横に駆使して、「秩序立てられたカオス」としての舞台表現を追求している。


6/15(木)

2限目は、映画『幕が上がる』を使った授業。やはり、コメントするときはすべて一時停止すべきだったかも。でも、それだと映画としての連続性がなくなるので、台詞がないときに入れたりもしたのだが、BGMで声が聴こえないとの学生の声。うむ。

3限目はチェルフィッチュ『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』(2014年)の前半部分。その前に、青年団『東京ノート』(1998年にザ・スズナリで公演されたもの)の冒頭を提示。『東京ノート』は、1994年初演なので、2つとは20年の隔たりがある。
これは、ペーパーでは載せていなかったが、すぐにチェルフィッチュじゃあ、演劇の流れが見えないかと思ったが、どちらにしても、学生たちが知っている演劇とは違っていて、混乱している感じはあった。

じつに 興味深かったのは、このコンビニ演劇(奇妙な身体の動きと「暗い」と学生がいうバッハのチェンバロ)に好意的で面白かったと書く学生に、造形コースの人が多く、舞台芸術コースでは逆の比率になったということ。

帰って、チェルフィッチュの2012年のDVDを鑑賞。途中まではかなり淡々として、うとうとしてしまうこともあったが、突然の首絞めから、なにか同じトーンなのに、見え方が変わっていった。
チェルフィッチュ『現在地』107分DVD。作・演出/岡田利規。
新作『現在地』は、わたしたちの現在を、「変化」をテーマに描きます。
『現在地』は変化をめぐる架空の物語です。SFみたいな。
わたしたちは、状況を変化させたいと強く望んだり、変化させなければと焦ったり、怒ったり、実際に変化に身を投じたり、それはできずにためらったり、常に冷静で穏やかであろうと努めたり、変化するしないを勇敢さ臆病さの問題として考えたり、考えなかったり、開き直ったり、自分の考えていることが正しいのかどうかの確信をどうしても欲しいと思ったり、正しい人間でいたい過ちを犯したくないと思ったり、たとえばその気持ちを過去に人類が犯した取り返しの付かない過失になぞらえようとしたりします。
『現在地』というフィクションの中の人物たちも、そうやって生きます。 岡田利規
作・演出/岡田利規
出演/山崎ルキノ、佐々木幸子、伊東沙保、南波圭、安藤真理、青柳いづみ、上村梓
美術/二村周作
音楽/サンガツ
舞台監督/鈴木康郎
音響/牛川紀政
照明/大平智己
映像/山田晋平
ドラマターグ・演出助手/セバスチャン・ブロイ
宣伝美術/松本弦人
撮影・編集/西野正将
助成/公益財団法人アサヒビール芸術文化財団
協力/急な坂スタジオ
企画・制作/KAAT神奈川芸術劇場、precog
主催/KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)

この世界を脅かすフィクション チェルフィッチュ『現在地』 http://www.cinra.net/interview/2012/04/02/000001
<東日本大震災から1年。あの時から私たちに突きつけられた過酷な現実は、一見平常を取り戻したかのように見える日々の裏側で、変わらずその黒い大きな口を開き続けている。そして私たちもどこかで薄々、その現実からは逃れられないことを感じている。チェルフィッチュ待望の新作『現在地』は、そんな私たちが突きつけられている過酷な現実に対して、真っ向から挑む作品になりそうだ。作・演出の岡田利規は震災以降からの影響を全く隠そうとはしない。日本の無気力な若者をリアルに描き、数々の賞や評価を得た岡田は、その作風をかなぐり捨てるように、今まで疑い、避け続けてきた「フィクション」という武器を手に取って、この現実に対峙しようとしている。そんな大転換期を向かえたチェルフィッチュの岡田利規、宣伝美術として新しい変化を加えたグラフィックデザイナーの松本弦人、そして音楽を担当するサンガツの小泉篤宏を迎え、『現在地』について、それぞれの立場から語って頂いた。>


6/16(金)

行政学は中間テスト。
そのあと、時論公論から、骨太の方針、基礎的財政収支、こども保険、少子化問題。
終わったあと、「共謀罪」について話に来る学生がいて、かなり関心があるんだなと思う。

もう通常国会は今日で実質終了(都議選のためらしいが、加計学園事案の幕引きという側面もあるのだろう)。来週の準備をしながら、国会中継インターネットを見ている。

内閣府の魑魅魍魎がもうすこし明らかになればよかったのになあと、藤原豊さんや萩生田光一さんの答弁を見ている。山本大臣が言った、文科省から内閣府に出向した職員が陰で隠れて文科省に注進のメールをした話は開いた口が塞がらないぐらい・・・

帰って、久しぶりに中日ドラゴンズ見ようとしたが早々に止める。
代わりに見たのは、録画していた、ケネディ暗殺の関係者の並行的事実の再現ドラマ。『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』。
病院が中心。暗殺したとされるリー・オズワルドがまた射殺される。殺されるという事実はケネディと同じはずなのにその扱いの違いも当たり前とはいえよく現されている。

ピーター・ランデズマン『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(2013年、93分、原題: Parkland)
製作会社:American Film Company Playtone
配給::米国:Exclusive Media Group、日本:ファントム・フィルム
<1963年11月22日、テキサス州のダラスでアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが暗殺される。パークランド病院の医師と看護師たちは大統領を懸命に手当の処置を行い、ダラスのシークレット・サービスの支局長であるフォレスト・ソレルズはたまたまパレード中に8mmフィルムで撮影していたアマチュア・カメラマンのエイブラハム・ザプルーダーへ映像の受け渡しを掛け合っていた。
またその裏でダラス市警察とFBIは、警官を射殺したとされるリー・ハーヴェイ・オズワルドを大統領暗殺の容疑で逮捕する。逮捕の速報をラジオで聞きつけた兄のロバート・オズワルドは面会を許されるが、拘置所へ移送される際にリーはジャック・ルビーによって射殺されてしまう。現場は混乱状態に陥り、この事件の背後で関わった複数の人物たちが、世界中から注目され翻弄されていく。>


6/17(土)

10時に京都橘高校へ。ここ出身の京都橘大学生が高3のみんなにそれぞれの学科や大学生活、そして大学選びについて話す。理系は3名のほか近大生もいたが4名と少数だったので、司会の先生とのやり取りがあって時間内に終わるが、文系は7名だったこともあり、すこし延びる。私は理系が終わったところで、ウイングフィールドに行くため、失礼した。

劇団ジャブジャブサーキット第57回公演『月読み右近の副業』105分程度(終わり、珍しく拍手に夢中になり時刻を確認せず。14:03に始まったので、多分、15:48前後じゃないかなと、初めに1時間45分とあったので)。ウイングフィールド。作・演出:はせひろいち。?バージョン。★バージョンも見たほうがよかったとあとで後悔。

小説を読む、それが劇と連動していくという趣向。なかなかに巧妙。小説が3つでつながっていない。同じ本からなのだが。読んでいると思うとモノローグになって終わり、すぐに繋がらないのだが、結局舞台で起こったことの前段階の話であることが分かったり分からなかったり。話体の部分は多め。悲しいというはないが、とばこさんがラストと思うと、なんだか寂しいことは寂しい。目をつぶっていても声ですぐに分かる人の一人。

<とある地方都市の郊外、平野と山間部の境界線にある一見アトリエのような空間。かつてマスコミを騒がせ、「平成のカリスマ占い師」とまで呼ばれつつ、突如メディアから姿を消した「彼女」の名前は「君塚右近」。いわゆる「月読み」なる特殊能力を駆使し、温泉を掘り当てた金とギャンブルの成果をつぎ込み、終の棲家で悠々自適の余生を決め込んでいたのだが、なかなか世間は彼女を放っておいてはくれない。いろいろ難問を持ってくる地元民、旅行がちな同居人、先月拾ってきた家出少女などなど。そんな折、彼女がかつて捨てたはずの出自の源から、使者を名乗る人物が現れ、右近の日常は乱される…。>
<座付き作家のはせが「今回、2ケタの登場人物は無理」とダダをこね、2種類のダブルキャストが発生しております。また、長年、当劇団で屋台骨を背負ってきました女優「咲田とばこ」が住居移転につき、当分劇団への参加が難しくなりました。劇団も今回を境に、大きく路線が変わる可能性を孕んでおります。彼女のファンの方のみならず、ぜひ彼女のファイナル、卒業ステージにお立合い下さいませ。>

◆CAST
咲田とばこ・・君塚右近:日本旅館風なロビーに見えた。着物、赤く少し変な。ヘリコプターで出かけるときは訪問着。自分も占ってしまうんだなあ。妹も占える、兄左近もそうだったのかも。温泉を当てたわけで。
はしぐちしん(コンブリ団)・・・奥平知也:右近の伴侶。一番読みにくいので付き合っているらしい。反基地運動、「いけない未亡人がいっちゃう」エロ本の弁解、国松と右近が巨大ババ抜きをするのに嫉妬。
荘加真美・・・赤星桂子:食料品などを届ける人。土砂崩れで帰ることができなくなる。後半、右近がテレビに出ていた時に出会った人(これで右近はマスコミから隠れることになった)。演劇についての批評が数か所あってなかなかに味わい。ラストもね。
空沢しんか? 中杉真弓★・・・謎の女・燈果:土砂崩れで別荘が潰れ、被害にあった女。そのうち、その遺体か重症身体を、右近の妹が乗り移っていたことが分かってくる。朗読される短編小説がその前のことを物語り。燈果は、小雨さんにも乗り移ったか?謎の女の方は、池に斧を持っていく。何故、斧なのか。冒頭の小説には言葉として出てきたようだけれど・・
伊藤翔大・・・町田伸明:料理人(使用人)。小雨さんに惚れている。「いけない未亡人がいっちゃう」を楽しみにしているが、小雨に見つからないようにして。
まどかリンダ?谷川美穂★・・・碧山小雨:何やらつぶやいていた家出少女。冒頭、明かりで本を読んでいる。
?橋ケンヂ・・・国松侑治:政治家、何か裏工作がうまそうな派閥のドンのような。着物。妾の子どもの話を小説で話し、「小春」だったか。実は小雨と同じということになったような。ちょっと記憶が混濁している自分あり。独特の年配の俳優さん。この前もでてはったような・・

帰った見た映画(録画、NHK字幕)は『クリムゾン・タイド』。20年以上前だが、いまでは北朝鮮が徐々に核ミサイルの性能を上げているしとか思いつつ見た。

トニー・スコット『クリムゾン・タイド』(1995年、116分、ハリウッド・ピクチャーズ)。
デンゼル・ワシントン
ジーン・ハックマン
<冷戦後の世界を背景に、ロシアでおきた叛乱にそなえて出港した弾道ミサイル原子力潜水艦を舞台とする潜水艦映画。エリートと叩き上げの対立、白人と黒人の相克、「見えない敵」との頭脳戦、外界と限られた接触しかない特殊な環境、これら潜水艦映画の伝統的なプロットを踏まえつつ、ほとんど一般に知られることのない、現代の弾道ミサイル原潜内での日常、演習、ミサイル発射手順の細部の描写の積み重ねを踏まえて、究極の破壊力の行使をめぐる緊迫したドラマが展開される。>

6/18(日)

読んだ小説。
逢坂剛『大迷走』(集英社文庫、2016年、2013年単行本)。
確かに、迷走がいっぱい。でも面白いエンターテインメント。
息抜きの6月やなあ。

http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/130329_book02.html
< 逢坂剛さんの人気シリーズ<御茶ノ水警察>5作目は初の待望の長編です。
 逢坂さんといえば、弊社刊行の<百舌>シリーズ、文藝春秋刊行の<禿鷹>シリーズなど、シリアスな警察小説も非常に人気が高いのですが、ユーモア感と疾走感を併せ持つこちらのシリーズも大好評です。
 何せ、広告会社勤務時代に始まって、作家専業になってからも、仕事場を構える神保町〜お茶の水界隈が物語の舞台。神保町通いは、10代の頃からとのことなので、実に50年以上も、町の変遷をご覧になられているわけで、ご自分の庭のように、路地裏までもよくご存知です。
 となりますと、打ち合わせと称する会食やお茶をご一緒するのは、逢坂さんお気に入りのお店。神保町に社屋を構える出版社に勤務していながら、慌ただしくて会社周辺のお店に行くのがやっとだった担当編集も、ずいぶんといろいろなお店を教えていただきました。
 しかも、そのお店の来歴、お薦めメニュー(裏メニュー)までご存知なのはさすがで、仕事中であることを忘れ、舌鼓を打つこともしばしばです。
 そんなお店や路地裏の数々が、本作にも実名で随所に登場し、警察小説としての本格指向を保ちながら、さしずめ神保町、神田、お茶の水のガイドブックとしても楽しめる類を見ない作品となっています。
 御茶ノ水署生活安全課のおなじみ凸凹コンビ、斉木と梢田に加え、迫力ある女上司、優秀な美人女性刑事やキャリアの若手刑事など、シリーズを追うごとに魅力的なキャラクターが加わり、ますます読み応えを増してきました。本作を読めば、既刊シリーズ作品にも手を伸ばしたくなることは間違いありません。
 ところで、逢坂さんと担当編集Kは、自宅もご近所同士。神保町のみならず自宅界隈のお店情報は、仕事に関するメールよりも頻繁にいただいているかもしれません。「あそこの何がおいしかった、今度行ってみたら?」「美人マダムがいた。いい店だったよ」などなど。
 逢坂さん、次の原稿の打ち合わせもまじめにさせてください……(笑)。>

6月生まれの人が自分の周囲にとても多くてびっくり。
めくるめく紙芝居も気がつくと10年をすぎていた。
山科青少年活動センター中会議室。
4回生に文化プロデュースコースが残っているが、それも来年度はなくなる。
私も定年まで4年を切った。そろそろいろいろ店じまいやな。
でも、集まると面白いことが「創発」する。これは失敗なプロジェクトではないことは実感する。
今日もいろいろあったがとりあえず最後は「やましなレンジャー」企画やな。
いまは9人も戦隊モノがいるんだって。
ヘルパーさん(女性)がものすごく鉄道好き。そのきっかけが幼稚園から京阪京津線に乗っていたからだという。ドクターイエローとか、まったく知らなかったな。


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