こぐれ日録 KOGURE Diary 2017年7/24〜7/30


こぐれ日録1068 2017年7/24〜7/30A

7/24(月)

最後のゼミ3つ。
2回生はきちんとしたテスト。3回生と4回生は、自己評価と夏休みの意気込みを書いてもらっておく。
(1)この演習(2017年度前期)において、あなたの自己評価は何点ですか(100点満点で)。そして、その理由は?(自己評価のポイントを3つ以上挙げてその論拠を示すこと)
(2)この夏休みにあなたが卒業研究やキャリアのためにすることは何ですか?(自由記述)3回生用
(2’)この夏休みにあなたが卒業研究のためにすることは何ですか?(自由記述)4回生用

帰ってみた映画。
ハロルド・ロイド(1893〜1971)さんの映画をちゃんと観たことがなかったので、40歳代の少し時が経った映画かも知れないが、この『ロイドの牛乳屋』を観てみた。
なるほど、結構、最初の情けない牛乳屋さんの描き方、いつも殴られる弱さ。ところが、機敏にパンチを避けられる技が思いがけないことになっているという話。ちょっと、星野源さんに似ているかもな。

レオ・マッケリー『ロイドの牛乳屋』1936年、88分。
http://eiga.com/movie/50930/
<「ロイドの活動狂」「ロイドの大勝利」に次ぐハロルド・ロイド主演映画。リンルートとハリー・クローク合作の舞台劇を、「ベンガルの槍騎兵」のグローヴァー・ジョーンズ、「お嬢様お耳拝借」のフランク・バトラー及びロイド会社専属のリチャード・コネルが共同脚色し、「人生は42から」「カンターの闘牛師」のレオ・マッケリーが監督に当たり、「南瓜サラリーマン」「録鼠流線型」のアルフレッド・ギルクスが撮影した。助演者は「ゴールド・ディガース36年」のアドルフ・マンジュウ、「愛の岐路」のヴェリー・ティーズデール、「生命の雑踏」のヘレン・マック、「恐怖の四人」のウィリアム・ガーガン、「ロイドの大勝利」のジョージ・バービア、「ホワイト・パレード」のドロシー・ウイルスン、ライオネル・スタンダー等である。>
<牛乳配達夫バーリイ・サリヴァンはある夜妹メイをからかっている酔漢2名と争った。弱虫の彼は殴られるのを避けるのがうまいのでその時も酔漢の同志打ちとなり、殴り倒されたのが中量拳闘チャンピオンだったので大評判となった。翌朝チャンピオン、スピード・マクファーランドの支配人スローンが事情の説明を求めているところへ、バーリイが来訪し、殴ったのはトレイナーのスパイダーだと説明するうち、スパイダーは再び誤ってスピードを殴り倒した。偶然、その場に新聞記者や写真班が入ってきたので、「牛乳配達夫再びチャンピオンを倒す」という記事が出た。腐ったスローンは、バーリイを拳闘家に仕立てて儲けようと計画した。バーリイは愛馬アグネスの曳く車で牛乳配達中、アグネスが倒れたので電話を借りて会社へ報告したが、電話を貸した爪磨き娘ポリイと恋仲になった。アグネスは妊娠したのであるが、会社バーリイの成績不良を楯に入院費を払って呉れないので、バーリイは配達夫を止めて、スローンと契約し、拳闘家になった。・・・・>


7/25(火)

いつもの時刻に来る京阪電車が18分遅れ。
出足に躓く。
10時前に山科区役所のお二人が来て、11/23におこなうお祭りにかえっこバザールをするので学生たちの協力を!という案件。これは、去年もあったなとようやく思い出す。残念ながら、後期は祝日が授業ということが多く、今年も難しい。
3回生や4回生で後期木曜日に授業がないゼミ生などがいたらいいのだが。4回生だったら、ゼミの振替ができるかも?

13時から18時過ぎまで校務が続く。
慌てて、タクシーを呼ぶが、雨が降り出したりしてなかなか来ない。
15分遅刻して、山科青少年活動センター中会議室へ。
「子ども食堂の(山科)地域ネットワークづくりのために」という集まり。
シミセンでよく話題にアンルセカンドハーベスト京都さんなどが参加。
こども食堂のタイプとかいろいろ詳しいので勉強になった。
山科区では4箇所。このヤマセイの他、私が通っている天ぷら屋笑人さん、それとコミュニティカフェのNOAHさんが毎週木曜日になっている西野山食堂、そして、すこし情報が自分には少ないおむすびの会。当事者が必要としている情報や支援ってどんなことなのか、またこのネットワークでも話題になるのだろう。


7/26(水)

森友学園事案では、豊中市ということとか、キアラという京都市の建築家であるとかということで、興味があったが、加計学園事案では、岡山や今治ということですこし遠いかなと思っていた。でも、大学運営ということでは、別の意味で興味が出ることもまたある。
証人喚問があるのかどうか、籠池さんを喚問したことで自民党は懲りているのかも知れない。
また、衆議院の解散が年内にあるのかとか、野党の受け皿ができるかというのも気になるところ。野田幹事長の評価ですこし同情的なものが出ていたりするのも面白い。それにしても山本太郎さんが静かだな。

2限目、最終のイベントデザイン演習。
イベント自体は、植物に例えると「花」。種から水をやり肥料をやって目を出し生育することの大事さ、そして、開花のあと、実をどうつけるのか、つまり成果評価が大事というまとめ。イベント自体の評価も必要だが、自己目的化することは避けること。

青森中央高校の「『もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』のモノネタを読もうと買っていた本をようやく読む。2009年とだいぶん前だが、経営学の入門に使っている先生もまだいるかもなあとか思う。AKBとかと関係がある人のようだ。

畑澤聖悟 略歴 http://www.nabegen.com/profile.html

岩崎夏海 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 (2015年、新潮文庫、2009年単行本)
<敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。>
<公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。>


7/27(木)

近大の2つの授業の16回目。レポート提出。今年は一人ひとり、すこし会話してみた。
これはなかなかに新鮮。
初めての劇場文化論。数名は放棄しているので、60名ぐらいだが、浪曲や落語を生に聞きに行ったり、小劇場演劇にもずいぶん足を運んでくれて、アートプロデュース論のように演劇以外も対象になるものよりも、絞られていることもあって、なかなかのアウトリーチ効果でもあったし、ある劇団のファンになったと長く話す学生さんもいて、本当に、面白かった。

採点をして、すぐに太秦(常盤)、シアターウルへ。
アートスクランブルvol.1 カイガ?カラダ?オト 田中直子の「ガジマル」?由良部正美の「舞踏」?松尾慧の「横笛」。それの前夜祭。

17時には到着。ちょうど田中直子の絵画「ガジマル」(金武町のフンシガジマル)のホール奥設置が始まっていた。なかなかの迫力。
今日は、前夜祭で、アビニョン演劇祭を毎年視察し、今年も7月はじめから1週間ほど楽しんできた大谷知子さんのトーク中心。私は一緒に質問したりちょっと話ししただけだったが、なかなかに楽しい感じだった。一般の人は一人ぐらいだが、うちのゼミ生も来たし、よびかけ人の堀内たかみさんは10名ぐらいかと思っていたということで、その倍は集まった。

30日のLIVEのときはずっと私もいることに。
実は、はなが2009年だったか、ポルトガルにいたときに、パリでLIVEをしたのだが、それを聞いてもらっていたと大谷さん。ファーストアルバムを買っていて、もってくればよかったと。
アートスクランブルvol.1 https://gardenqualia.wixsite.com/mysite-1
シアターウル主催事業 ガーデンクオリア企画
会場:京都太秦シアターウル
   京都市右京区太秦北路町26-2 登喜和野会館2F
*田中直子の絵画「ガジマル」期間中常設*7月27日〜30日
7月27日(木)前夜祭 フリートーク(無料)
18:00頃 パリからステージプロデューサーの大谷知子さんを迎えて
橘大学教授の小暮宜雄さんも参加して楽しい一夜のフリートーク
7月28日(金)Lab. KARADA 
由良部正美(舞踏)¥3,000 完全予約制
14:00〜16:30
18:00〜20:30
7月29日(土)Lab. OTO 
松尾慧(横笛)¥3,000 完全予約制
14:00〜16:30  
18:00〜20:30
7月30日(日)LIVE  
 ¥2,500  +Lab ¥5,000
14:00〜15:00  
16:00〜17:00
18:00頃から 祭りのあとの本気の打ち上げ(無料)
み〜んな大集合! どんなものが飛び出すのか?乞うご期待!


7/28(金)

京都橘大学1限目、行政学のラスト。
最初に、「時論公論▽相模原・障害者殺傷事件から1年、やまゆり園の再建は?堀家春野解説委員」を見せたあと、行政の基本が弱者、少数者と向かい合うことというメッセージで終えて、テストとリポート回収。

そのあと、採点。まだレポートが届いていないこともあり、行政学は31日に成績入力することにして、それ以外を入力。保存中にして、31日に確定しよう。

大長編 男肉 du Soleil 『リア王』元 立誠小学校 音楽室
きっちり19時から池浦さだ夢団長のマイクからはじまり、2時間はなかった。はじめと終わりは汗飛び散る男肉のダンスショー。リア王をするかどうか、最初の戸惑うところはちょっともさっとはしていたが、不ップホップだけではなくレゲエ―のラップもあり。でもちゃんとリア王のストーリーでもあった。エッチな台詞も飛び交うのに、なんだか、あっけんからんとして駆け抜ける面白さ。実況放送っていうのが新鮮。
稲森明日香さんが三女コーディリア役で、違いを出すために、寡黙な武道着で、かつ一人タスキではなく、ちゃんと書いてある。レスリングの吉田沙帆里さんに何となく似ている気がするのは武道着のせいか?
岩田奈々さんの姿を変えた(性転換!)のケント伯爵(女剣士とし仕える)も可愛い。
リア王は3人で演じわける。最後が一番元気そうなのも可笑しい。

「男肉が初めて手にする戯曲はシェイクスピアのリア王。
誰も見たことのないリア王を、なんて怖いことは言えないのでせめてこう言います。
俺たちのとびっきりヒップでホップなリア王に耳ヲ貸スベキ!」

団長:池浦さだ夢
出演:江坂一平 小石直輝 城之内コゴロー すみだ チェン ヤマモトエリコ 吉田みるく
/ 新井聖美 稲森明日香(夕暮れ社 弱男ユニット) 岩田奈々 瀬戸沙門 平尾志帆


7/29(土)

京都橘大学フェスティバルin Kyoto Station。開学50周年記念。13時から18時前まで。すこし予定よりも早く終わった。
団扇とプログラム、それに吹奏楽部の9/18のチラシを本番で配る。浴衣の3人の学生で。

ただ、事前にチラシぐらいは用意しておいたほうがよかったし、案内表示もちょっとなさすぎたかも知れない。でも、ふらっと訪れる人がターゲットのようだから、まあ、雨も降らず、結果オーライだったのかもね。舞台監督をディレクターとしての課長さん以外に作って、もうすこし役割分担を明確にしておいたらよかったかも。

第2部まで時間があったので、坂内食堂。
吹奏楽部がまさかのアンコールコール。声を出していたお客さんは1〜2名だったが、のりでもう一度「宝島」を演奏。これはなかなかに面白かった。書道部パフォーマンスはスマホ撮影に最適。居合道も逆に静かさでいいコントラスト。京炎そでふれ!と和太鼓。すこし参加人数が少なかったかな。でも、元気にやってくれた。太鼓の位置はなかなかにうまくセットできないのは、ステージの斜め加減があったのだとあとで分かる。放送部、いい声(甘いね)。

音楽研究部は準備が整わず、弾き語りに。ちょっと会場が大きいので心配にはなったがいい声でカバー。
いずれにせよ、京都洛中では無名に近い京都橘大学のいいPRの機会になったとは思うし、職員さんも演奏、演技者もとてもやってくれたと嬉しかった。そして何より、太陽が照る時はかなり暑かったはずなのに大勢の方が辛抱して座っていただいていて感謝だった。塩飴を始まる前に客席に配る。団扇がわたっていない人にも持っていく。京都橘大学を観て熱中症になったとなるとまずいから・・

13時に来ていただけばいいですよと言われていたが、やはり、リハーサルとか案内とかのチェックがしたくて10時前には、京都駅ビル大階段に到着。反対側から上って、ぐるっといくと仮設の楽屋ができていた。
専門の人たちは撤収が特にそうだったが、イベントのプロやなあと感心する。音響の女性は、ほとんど一人でやっていて、アシスタントの女性がいるが、なかなかにすごかった。

7/30(日)

すこしのんびりしたい気持ち。
JR太秦からシアターウルへ。結構近い。
帰りは、バスで京都駅まで行ってみた。少し時間がかかるから、やはり途中の地下鉄に乗るほうが早いだろうな。
「カラダ?オト?カイガ」35分だったが十分に満足。
美しすぎる由良部正美の舞踏、清楚できりりとした松尾慧の横笛(龍笛から篠笛まで)の即興、そして、吉田宇宙のシンプルなのに自在な照明に浮かび消える田中直子のガジュマル。
ガジュマルには、龍かキリンのような顔が見えてしまうことは、27日に話題になったが、もっともっと動物みたいな顔が見えてしまう。自然の模倣、重層。
由良部正美のドレスと肌がガジュマル化して、ガジュマルが動き出す不思議。

でも、一番の新鮮な体験は、松尾慧さんの笛。空気がガジュマルの気根にとおっていく。そして由良部正美さんのカラダが空に・・


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