こぐれ日録 KOGURE Diary 2017年4/17〜4/23


こぐれ日録1054 2017年4/17〜4/23A

4/17(月)

3つの演習。
3回生ゼミは昨年からグループ学習を初めたが、今季はこれを全面に。
特に意識したのは、外部へのアプローチ。なんとかうまくいきますように。
まずは、京都市への挑戦。5月上旬締め切り。そのあとは京都府の文化ベンチャーだ。

2回生ゼミ生が、子ども食堂のボランティアについて聞いてくる。
5/13が若人のそれだ。16時から準備。
メックにも来て欲しいが。

帰って、DVD『子どものための雅楽 雅楽ってなあに?伶楽舎』を見る。映像でまず一番古い伝統芸能を教材に。

http://reigakusha.com/home/sellcd
1000 年の歴史を持つ日本の伝統音楽「雅楽」を、子どもたちに親しんでもらうためのDVDで す。雅楽の古典曲や楽器の紹介、舞楽や正倉院復元楽器、現代曲まで、雅楽の いろいろな側面を、 判りやすくコンパクトにまとめました。教材にも最適です!また、子どもだけでなく、大人の人に も雅楽入門として楽しんで頂けるDVDです。全編再生(36 分)や各 チャプターから鑑賞出来ま す。国内外で活躍する伶楽舎ならではの、他では見ることの出来ない新規撮影、特別構成盤です!


ゆっくり12篇を読み終える。しみじみする味わい。明るくないがどこかツーンと鼻の奥がするものもある。
?樹のぶ子『彩月 季節の短篇』(文春文庫、2002年、単行本は1997年)。

『彩月 季節の短編』高樹のぶ子 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163171500
<担当編集者より
「雛送り」「五月闇」「青北風(あおぎた)」……なんのことかおわかりですか。実はこれ、俳句歳時記にある言葉なのです。恋愛と官能を描く長篇で女性作家の第一人者と評される高樹さんは、昨年度(1996)の女流文学賞を受賞した『水脈』でもわかるように短篇の名手でもあります。『彩月』は歳時記から言葉を取りながら自由にイメージを飛翔させたスリリングな短篇集。生命の不思議さ、色濃い性の関わり、人生の哀感などキリッと仕上げられた十二の短篇が、十二人の主人公の人生を浮き彫りにしてくれます。(TA)>

雛送り、月日貝、端午、五月闇、河骨、鰻、青北風、南瓜、茸、夜神楽、寒茜、鬼火

参考
高樹のぶ子-芥川賞受賞作家|芥川賞のすべて・のようなものhttp://prizesworld.com/akutagawa/jugun/jugun90TN.htm
「光抱く 友よ」(『新潮』昭和58年/1983年12月号)


4/18(火)

1回生中心の授業では、まず、一番基礎的なことを伝えることにしている。
今年初めて話したのは、マナーとしての傘の持ち方、腕に掛ける方向だったが、今日は、大きな数をすばやく読むというのと、西暦−元号変換。
あと基礎的な数字は覚えておく事。平成27年国勢調査の日本人口が約127百万人、名目国内総生産が約500兆円、そして予算が約100兆円。来週は1府11省。

マナーで徹底したいのは、机の上に鞄を置かない事。3人座りの机に2名で座ること(前ががら空きだし、結構私語したくなるので、3名だと)。

かえって録画をぼんやり。
松本清張の『蒼い描点』見終わる。
<午後の名作ドラマ劇場>『松本清張スペシャル 蒼い描点』|BSフジ http://www.bsfuji.tv/aoibyouten/pub/index.html
<陽光社「週間文論」編集者・椎原典子(菊川怜)は、その夜、あるホテルで行われている「日本現代文学大賞」受賞パーティーの会場にいた。
 壇上では人気女流作家・村谷阿沙子(黒田福美)が今回の受賞のスピーチを行っている。実は典子は、阿沙子の担当。世間では、気分屋で気難しいタイプとうわさされる阿沙子は編集者にとっては手を焼く先生だが、その彼女に気に入られて連載を続け、結果今回の賞を獲ったことは、他の編集者からすればかなりやっかみの対象。しかも典子は、他の編集者から見れば“できる人間”とは到底映らなかったのだ。
 同僚で先輩の崎野竜夫(田辺誠一)も同じ思いだったが、編集長の白井良介(小日向文世)は典子を阿沙子担当として任せ続けていた。
 そしてそうと気がついていながらも、阿沙子を信頼しどこか肉親にも近い感情を持っていた典子は、その日も会場から阿沙子を自宅へと送り届けた。だが自宅に戻った阿沙子はいつも以上に苛(いら)立った様子で、仕事をする部屋に近づこうとする典子を激しい口調で押し留めたのだ。まるで見られたくないものでもあるかのように・・・。
 数日後、典子は新作の原稿を受け取るために、阿沙子のいる箱根の強羅環翠楼へと向った。筆が進まなくなったとき阿沙子は時々ここにこもる。しかし結局典子は、そこで原稿をもらうことはできず東京へと舞い戻ることになる。だが東京に戻る途中、典子は、男が橋から投身自殺をした現場を通りかかった。そしてその男が、田倉義三(大杉漣)だと知る。
 田倉は、一応ジャーナリストではあったがネタにより恐喝まがいのことをしていたともいう。
 それと知った崎野は、自殺の裏に何かあるとにらみ、田倉の身辺を調べはじめた。この時典子は、昨夜、阿沙子の様子をうかがう途中で偶然田倉と会い、さらに先日のパーティー会場でも田倉を見かけていたことから激しい胸騒ぎを覚えた。しかも、田倉の同業者の赤沢(眞島秀和)の話によると、田倉はある作家のスキャンダルをつかんでいたらしい。
 ますます疑惑が深まる中、その昔阿沙子が世話になっていた編集者に話を聞きに行った典子たちは、阿沙子が「夏草祭り」という最初のベストセラーを出した頃から、突然「一人で書きたい」と周囲に距離をおくようになったことを聞かされる。>
<出演者>
菊川怜
田辺誠一
黒田福美
高橋ひとみ
小日向文世
大杉漣
<スタッフ>
原作:松本清張「蒼い描点」(新潮文庫刊)
脚本:田中一彦
演出:松山博昭
プロデュース:現王園佳正、鹿内植
企画協力:オスカープロモーション、菊地実


4/19(水)

イベントデザイン演習。
40名。アクティブコモンズ活用。
学部教授会、大学評議会。
学部の歓迎会、洛東迎賓館。
そのあと、山科駅近くの沖縄居酒屋。


4/20(木)

近大へ。
ようやく名簿固まる。
劇場文化論、総合社会学部のE棟へ。502教室。64名。ブルーレイドライブは事務局から借りる必要あり。
3限目のアートプロデュース論A、29名。舞台芸術コースの2人が自分たちが関係する2つの公演について告知する。

メガネが歪んだので、グレイスへ。
そのあとなか卯で食事して、京都府庁へ。
18時から平成29年度京都・文化ベンチャーコンペティション第1回実行委員会。

11回目の今年度は、NPO法人京都藝際交流協会からの新しい賞の提案があるかも知れず、また少しバージョンアップするだろう。
今のところの予定は、
募集開始6/1(木)
アイデア創出セミナー6/3(土) 14時、池坊短期大学
9/15締切
10月初めまで、一次審査・書類審査
ブラッシュアップセミナー
12月中頃の日曜日 2次審査・面接審査
2月中旬の日曜日 最終審査(公開プレゼンテーション)、そのあと夜に授賞式交流会。


4/21(金)

第2回目の行政学。51名、すこし減ったかな。今年は経営学科が少ないのが特色。そのかわり都市環境デザイン学科が多く、健康科学部からも受講あり。

終了後、先週のように、来週の近大のペーパーを2つ作ったあと、通し券(パスポート、前売2500円)を黒船(おしゃれなカステラ屋さん)で買っておいた『KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭』を楽しむために、まず二条城へ行く。そう言えば、いまの閣僚の一人山本大臣が「学芸員ががん」と言って、その例示が二条城だったのかとあとで気づく。

実は、元離宮二条城に入ったことがなかったので、まずは、600円分の見学をする。
とても外国人の鑑賞者が多く、表記も案内も日本語よりも多言語が飛び交っている感じ。中国人たちかなと思ったら日本語でようやく日本人もいたねっというわけ。もちろん、高校生などの集団はいるが。

天守閣跡の見晴らしのいいところが特に気持ちが良かった。特別公開とか本物の展示館(100円)も行きたかったが、まずは、二の丸御殿台所東南隅櫓でやっているこのKYOTO GRAPHIEの02、『アーノルド・ニューマン マスタークラスーポートレートの巨匠』へ。モノクロが大部分の世界の前に、カラフルなアンディ・ウォーホールのBMW塗がコントラストな展示になっている。

今回は、4箇所しか行かなかったが、展示の工夫がなかなかにあって、それがうまく行っているところばかりではないかも知れないが、評価すべき観点なのかも知れない。特に自分は写真芸術自体への造詣が殆どないこともあるし・・・

結構くたびれたので、七福神でラーメン。トロトロのチャーシューなどいい感じなのだが、私にはちょっと味が濃い、ということは妻を連れてきづらいなとは思って一服。

隣の京都市立芸術大学の堀川御池ギャラリーへ。
評判を少しだけ聴いていた、山城知佳子「土の唄」。KYOTO GRAPHIEの03。
「あなたの声が私の喉を通った」2009年にまず打たれる。3つある動画作品としては一番シンプルなのだが、自分的にはこのようなシングルに刺してくる方が好みなのだろうと思ったりする。「土の人」も部分はとても来るのだが、何かちょっと自分の神経との相性としては散漫になってしまうようにも思った。その間の「コロスの唄」。これは、静かな鍾乳洞の壁と中の映像の鮮やかさがうまく対比的に感じられて、ほっとする。でも、騒ぐ心を作ったのはたぶん「土の人」だ。

ここでは、市立芸大卒業生の展覧会もあって、それも鑑賞した。
グループ展「京芸 transmit program 2017」
西太志(にしたいし)(油画),水谷昌人(みずたにまさと)(油画),迎英理子(むかいえりこ)(彫刻),矢野洋輔(やのようすけ)(漆工)

迎英理子さんは、インスタレーションで、パフォーマンス的映像とのリンクあり。
水谷昌人さんは、盛り上がる平面で絵画の中でも、糸とかそういうものをくっつけた世界。あえて小さくしているのだろう。
矢野洋輔さんは、木工かと思った。一番、理解しやすいタイプなのかも知れない。癒されるのが丸い木だし、幼児の記憶を引き起こされる感じがした。
西太志さんは、2階似合って、薄暗い照明。そういう工夫なのだろう。大きな画面。だいたい同じ大きさだったかも。20世紀少年のような仮面をかぶった人が多く出て来る。これも難しさからは遠いもの。

KYOTO GRAPHIEの04は、初めていくところ。然花抄院。黒船と同じく、大阪の長崎堂の経営だそうだ。なんだか、大阪とは違うなあ。うまく京都と使っているということか。
そこの奥にある、ギャラリー素形(姿)にて、ジャダ・リバ。
The Yokohama Project 1867‐2016 presented by Ruinart
古いアルバム写真を発見。横浜の物。そこで、今の横浜などを写して対比する。ガラスに昔、その前に今。<リパは現代の横浜で撮影を開始。それぞれの作品から、西洋の視点で捉えた日本の今昔と、時空を超えた対話>を。

KYOTO GRAPHIEの05は、嶋臺(しまだい)ギャラリー。ここは日本酒とあったが、別の入り口から入ると結構広く使える画廊になっていた。ハンネ・ファン・デル・ワウデ「Emmy’s World」。
シーツの部屋、枯れ葉の部屋が印象的。枯れ葉をいま集めるのは大変だったのかどうか。
滅びゆく世界、死を目前にする男と女。でも、そこには確かな存在感、生命の輝きがある。じわっとくるのは自分も近いからだろうな。

すこし早めだったが、アトリエ劇研へ。
北九州から京都へレジデントして作っている、ブルーエゴナク『ふくしゅうげき 京都ver.』、19時すぎから80分。作・演出:穴迫信一。
構成が結構複雑。でも、中華料理屋(そのあとの定食屋)が舞台だし、すこし替わるが厨房と客席というのは日頃見慣れている世界なので、ドアとか椅子一つだけでも十分にその場を想像することができる。 <高杉征司(サファリ・P、不倫オーナー)、田崎小春(牛尾)、佐々木峻一(努力クラブ、チーフの八田、父役も)、野村明里(久木、彼女は結構ナゾだった)、西村貴治(手品する厨房社員)、倉橋愛実(ホールバイト・趙)、小川晶弘(趙さんと相思相愛なのに・・気持ちのいいチョップ/ヲサガリ)、平嶋恵璃香(ブルーエゴナク、新人巻、キラキラネーム)、穴迫信一(客)>

後半は、踊りながら、一人がマイクで語るという趣向。マイクは両側にあって、マイクなしになるときの声量って結構俳優さんは難しいのかも知れない。歌でのマイクとは違って。背後の幕でもマイクで聴かせるのがちょっとめずらしいかも。

これは喜劇なのか悲劇なのか、といえば、神的存在も歴史的な物語でもない分喜劇なのだろうが、その笑ってしまうしょうもない「ふくしゅう」「しっと」「いじわる」は自分たちだけに、結局おのれ自身を嗤うことになる。ミステリ的でもあるがすぐに本人が自分が下剤を入れたとか、3万円をズボンの後ろのポケットに入れて罪を犯すようにしたとか言うから、それでもない。

でもそれでも愛おしいドタバタ。中国人留学生(倉橋愛実)がもうかなり日本の社会に溶け込んでいることもよく分かったりする。海に近い町。砂と水が吹き出す床。キャンプファイアと放火。これが一番重い。軽くて重いのがチワワに噛まれて死んでしまう男ではあるが。

<今作「ふくしゅうげき」は北九州芸術劇場小劇場にて劇トツ優勝公演として初演が行われました。その作品を約一ヶ月の滞在製作によって、京都の俳優・スタッフと新たに作り直します。タイトルも「ふくしゅうげき 京都ver.」と改めます。創造サポートカンパニー最終年は奇しくもアトリエ劇研最終年となってしまいました。三年間の活動を振り返ると、まさしく「挑戦」の日々であったことが思い出されます。そして今回も、最終年にふさわしい「挑戦」を考えた末、北九州で上演した最新作品のリクリエーションに決めました。北九州と京都でそれぞれ違う座組で同じ作品を作るというのは、今のところ我々ブルーエゴナクにしか出来ないことだと自負しております。ようやく出来つつある足場をゆっくり渡っていくような。
三年間の挑戦の集大成となる作品です。多くの方に目撃していただけますように。
ブルーエゴナク代表 穴迫信一>


4/22(土)

12時にJR山科駅改札口前集合という「めくるめく紙芝居プロジェクト」のお出かけ回。
風が強く、風邪ひきさんも出て、ちょっとためらいがちにスタート。なにせ言い出しっぺのゆう君が風邪で親子とも来なかったのだが、近いのでリアルに対応できたのは幸い。

諸羽神社。
山科疏水。萼が落ちてくるのは、桜の花びらの吹雪とは違う趣。それでも、ブルーシートでお絵かきはしたし、何か、旗があったらいいねという話をしたら、「芽来眼久紙芝居」みたいなヤンキーぽい案なども出ていた。あと滅苦経のような新しいお経づくりという話も出た。南無無茶苦茶妄想創発支離滅裂無我夢中相思相愛アイラブユー・・みたいなw

次回は5月21日(日)10時から12時半。NPO法人わくわくルーム(国道東野付近)か、たちラボかのどちらかでする予定。普通にまったりと創発するときを楽しく過ごす予定なり。

帰って観た映画。日本語吹き替えのテレビ録画。
かっこよさがまったくない、ヤラレっぱなし、しくじってばかりのクリント・イーストウッドさん(1930年5月生まれだから53歳ぐらいか)。自分が監督でないからかも知れないが、こういうのもできるよということだったのかも知れない。ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドさん(1942年7月生まれ)ががっしりして登場していたのも嬉しい。

ニューオリンズは一度だけ行った。プリザベーション・ホールのジャズライブのあと、すごい豪雨でずいぶん待っていた。その路面と同じ始まり。チューバが映画でもストリートを行進していた。祭り、兄弟人形、仮面、酒、女、快楽。赤いリボン、風船、ラグビーボール。

リチャード・タッグル『タイトロープ』1984年、115分、ワーナー・ブラザーズ。
監督・脚本:リチャード・タッグル
製作:クリント・イーストウッド・フリッツ・メインズ
出演者
クリント・イーストウッド
ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド
<クリント・イーストウッド主演兼製作。彼が主演した『アルカトラズからの脱出』の脚本を手掛けたリチャード・タッグル(Richard Tuggle)が脚本兼監督(初監督作品)。クリントの実の娘、アリソン・イーストウッド(当時12歳)が彼が扮する主人公の娘役で父子共演している。
娼婦連続殺人事件を追ってニューオーリンズの歓楽街に潜入する刑事。異常な快楽にのめり込んでいく刑事の行き着く先は!?異色のサイコサスペンス。>

4/23(日)

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017」の鑑賞。
4/21と今日で、01(虎屋京都ギャラリー)と16(4/26からの美術館「えき」)だけ残して、あとのメインヴェニュ(venue:サイト、場所)を回ったことに。朝はひんやり、途中で上着を取る。町家などのヴェニュが多いので、頻繁に靴を脱ぐ。あと、階段が急だったりするので、荷物は少ないほうがいいかも。

写真はこちら⇒ http://kogure.exblog.jp/23834756/  KYOTO GRAPHIE 写真 | 【こぐれ日乗】

解説はこちらで:
VOGUE JAPAN APRIL 22, 2017 さまざまな「愛」のカタチ。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017」見どころ解説。https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2017-04-22/page/8 
<今年で第5回を迎える春の京都の風物詩、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が開幕した。市内に点在する歴史的建造物などを回遊しながら国内外の貴重な写真作品に触れる本展。テーマの“愛”と表裏一体の“死”を強く感じたというアートライター住吉智恵氏が、京都中に溢れる愛の本質を紐解く。>

京阪祇園四条下車、まず、13建仁寺両足院。荒木経惟の写真。そんなに多くはない。お寺の佇まい、庭、茶室。「123死」の掛け軸。

14は対照的、ASPHODEL。意外と通らない筋だ。現代美術家カテランと写真家のフェラーリのトイレットペーパー展。こういうペンシルビルが都心ならでは。室内全体がチカチカララー。

15のFORUM KYOTO。実は一昨日、行こうと思って通り過ぎたのだった。元立誠小学校のそば。いつも通っているんだが意識したのは初めて。いま健康診断まで禁酒中なので、体重が65kgに戻ったら一度寄ろう。南アフリカのヴィジュアル・アクティヴィスト、ザネレ・フモリのセルフポートレート。いやあ、黒が深く優しい。確かに心に刺さる写真だった。

ここからすこし歩く。歩き慣れた道。08と09は、京都文化博物館別館。
寝っ転がって、世界最古のショーヴェ洞窟の写真を立体的に体験。初めは目を凝らしていたが、そのうち、夢と現(うつつ)が混じり合い、2回目になったなあと思ったら、鍾乳洞が仏像の顔になってしまって、かなり頭の中が混沌状況になって起き上がった。
その後、2階で、ネスプレッソとお菓子をいただく。こういう協賛もなかなかに効果的なり。ここは、ルネ・リーブリの小品集。

元新風館、07のスーザン・バーネットは外の壁に。入ると、屋久島国際写真祭のコーナーがあって、その後、08,吉田亮人(あきひと)のFalling Leaves。お婆さんと孫?との介護風景など。社会派の写真にすこし見えて、これはこのなかでは珍しいタイプかも。ここはすべて無料。
取り壊される寸前の建物づかいというのも、アーツならでは。

誉田屋源兵衛へ。10は無料、竹院の間、ロバート・メイプルソープ展。かなりのボリューム。2階にはクリエイティブな帯あり。11は、スペインのイサベル・ムニョス。一番、とんがっているヴェニュかも。
上へ行くと顔を変える新興宗教のような写真と言うものあり。18歳以上でも厳しく思う人もいるかも。

最後は、対照的に、光と影に移ろう写真の原点、カメラ・オブスキュラが庭を映している。
12,無名舎(明倫の大事な町家として保存活用されているようだ)、ヤン・カレン(香港)。4ヶ月京都に滞在して職人たちと交流した作品と空気。


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