こぐれ日録 KOGURE Diary 2017年4/10〜4/16


こぐれ日録1053 2017年4/10〜4/16A

4/10(月)

京都橘大学の授業が実質開始。
3つのゼミ、無事終了。
今年度からはLINE設定で通知することに。
その設定をするために、すこし急いだが、こちらもうまくLINEグループができてほっとする。

帰って怪獣映画の古典を改めて見る。本多猪四郎『モスラ』。
どうも、ザ・ピーナッツのところの映像のみが鮮明でそれ以外はかなり忘れていたが、なかなかによくできた映画だったなあと改めて思った。

本多猪四郎『モスラ』円谷英二 (特技)、1961年、101分、東宝(製作・配給)。
脚本:関沢新一
原作:中村真一郎・福永武彦・堀田善衛
出演者:フランキー堺・香川京子・小泉博・ザ・ピーナッツ・ジェリー伊藤・田山雅充・河津清三郎・志村喬・上原謙
音楽:古関裕而
ウィキペディアより引用:
<東宝がゴジラ、ラドンに続く怪獣キャラクターとして注力した、構想3年、製作費2億円(当時)、製作延日数200日をかけた日米合作の大作特撮映画。本作で初めて登場した怪獣モスラは、その後も多くの作品で活躍し、先出の2怪獣と並び“東宝三大怪獣”と称される。
プロデューサーの田中友幸によると、本作の企画原案は、制作の半年ほど前に森岩雄から「怪獣が暴れまわる映画も結構だけど、女性も観られる怪獣映画というのはどうだろう。すごく可愛らしい美人を出すんだよ」と持ちかけられたのがきっかけという。ここから「小美人」の設定が生まれ、田中は文芸員だった椎野英之のつてで中村真一郎を紹介され、中村と福永武彦、堀田善衛の三者に原作を依頼。こうして公開に先駆けて『週刊朝日』で「発光妖精とモスラ」が掲載された。田中は本作を『ゴジラ』、『空の大怪獣ラドン』と並んで「出来のいい怪獣映画」と自負している。
安保闘争の翌年の作品で、当初世界同時公開が予定されていたこともあり[注 1]、ロリシカ(ロシア+アメリカのアナグラム。原作では「ロシリカ」)として描かれた米国との関係や、サンフランシスコ講和条約で日本が独立を回復したはずであるにもかかわらず、外国人の犯罪捜査や出入国管理が相変わらず在日米軍主導で行なわれていること、モスラがわざわざ横田基地を通ることなど、当時の日本の政治状況を反映した描写が目立つ。また、当時の宣材パンフレットには、フェミニズムや先住民問題がテーマとして掲げられている。>


4/11(火)

山科急行バスの朝の便がなくなったので、椥辻駅からの歩き。今日は雨と風。ビニール傘の骨が折れた。
1回生中心の公共政策入門。クイズも入れて無事終了。上回生も結構いるかも。

面接、両科との打ち合わせ、部長会、会議。

帰って録画していた映画鑑賞。福山雅治や柴咲コウが若くて美しい。
西谷弘『容疑者Xの献身』2008年、128分、東宝。
wiki<基本的なストーリーは原作に沿ったものとなっており、ドラマの劇場版という位置づけながらもドラマからのオリジナルキャラクターの出番が少なく、石神と花岡が話の軸となっている。湯川が数式を書いて推理を整理するシーンがないといったドラマのパターンを踏襲しない展開を見せている。また原作との相違点として湯川と石神が雪山に登り、その雪山で対峙するシーンが挿入されている。>
湯川学 - 福山雅治
内海薫 - 柴咲コウ
花岡靖子 - 松雪泰子
石神哲哉 - 堤真一
草薙俊平 - 北村一輝
栗林宏美 - 渡辺いっけ
工藤邦明 - ダンカン
富樫慎二 - 長塚圭史
葛城修二郎 - 益岡徹
柿本純一 - 林泰文


4/12(水)

2限目、イベントデザイン演習。40名ほどが出席。来週からグループ学習。6つぐらいのチームになるかな。3回生以上なので、まずまずの受講率。
ただ、4〜7月はイベントが少ない。特に山科醍醐では。
そのために子ども食堂とか醍醐市、随心院の小町市などを、東部文化会館の地下鉄山科駅でのライブのほかに例示。あと、京都国際写真祭を観察して、それを山科醍醐でするとすれば、ということで考えることなどを想定している。

学生部委員会は初年次導入プログラムの各学科報告もあり、結構長くなる。
その後、大学評議会。珍しく討論する場面もあった。
初級地域公共政策士のガイダンスもまずまずの参加数。経営学科からも数名。

帰って見たアニメ。録画していたもの。なかなかにシュールなものだった。なるほど、こういう感じだったのかと改めて思う。
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』1997年、87分。
監督 庵野秀明(総監督、26話監督)・鶴巻和哉(25話監督)
脚本 庵野秀明 製作 石川光久
出演者 緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子
音楽 鷺巣詩郎 撮影 白井久男 編集 三木幸子
制作会社 Production I.G、GAINAX 製作会社 EVA製作委員会 配給 東映
<1995年秋から1996年春まで放送された同テレビアニメシリーズ、『新世紀エヴァンゲリオン』の第弐拾伍話と最終話をリメイクし、完全新作として上映されたものである>


4/13(木)

いま読んでいる本。
気軽に読めて、とても深い歴史についての思考。
阿部謹也『自分の中に歴史を読む』(ちくま文庫、2007年)。
一箇所だけメモ。
中世の欧州で、どのような職業の人びとが賤視されたのか、という下り。賤視とは蔑視とは違い「恐れの気持ちががいっている」という指摘も大事。賤視されていた職業の人びとは以下のようだと言う。もちろん芸能の民や工芸の職人が入っていることが一番注目するところではあるが、お風呂屋さんとかおおとか思う。
p103
<死刑執行人、捕吏(ほり)、墓掘り人。塔守(とうもり)、夜警、浴場主、外科医、理髪師、森番、、木の根売り、亜麻布織工、粉挽き、娼婦、皮はぎ、犬皮鞣工(いぬかわなめしこう)、家畜を去勢する人、道路清掃人、陶工、煉瓦工、乞食と乞食取締り、遍歴芸人、遍歴楽師、英雄叙事詩の歌手、収税吏、ジプシー>などなど。

近大の2回目。
なんと2限目の劇場文化論、62名参加(受講数64)、で、A304教室に学生が入られない事態に。
どこか別の校舎でもいいので替えてもらうことに。
3限目は、彫刻などする教室から普通の教室に替えてもらい、まずは良かった。
ただ、26名の参加(受講数は32)なので、後ろに固まる事態は起きていて、来週は後ろの4列ぐらいは座らないように言うことに(昼休み、早く黒板に書いておこう)。


4/14(金)

前期は金曜日1限の「行政学」(135教室)のみ。あとは翌週の授業準備に使えるのでありがたい。
行政学で映像を使うのは少ないのだが、オリエンテーションのあと、文科省の天下りについての映像を使って以下のような資料を作り、行政学が行政法とセットになって行政領域を学ぶことができることを提示した。
・・・・・・
(2)NHK時論公論「文部科学省 組織ぐるみ天下りの構図」早川信夫解説委員(2017.3.30)を詳細に検討しよう。
☆ 国や地方自治体の役人が退職後に、別の団体に再就職することを、「 ? 」と言う。
今回問題になっているのは、国の中央省庁組織の一つである「 ? 」の?である。

☆ 国の各省(全部で11省あり、別の問題、森友学園事案では、財務省や国土交通省が登場する)の事務方のトップを「 ?  」という。省の政治家を含めたトップはいうまでもなく「  ?  」である。?は、「  ?  」の?の口利きをしていたことも分かった。?は、国の中で外交を担う省である。

☆ 内閣総理大臣や内閣官房長官等が担当する「  ?  」に設置されている再就職等監視委員会に報告した。「  ?   」第百六条の二等の違反であり、?の法律により懲戒処分になった。

☆ 大事なポイントは?自体が禁止ではなく、その役所との利害関係がある団体に?することが禁止されている。そういう利害関係のある団体へ役所が斡旋(あっせん)や口利きをしてはいけないし、本人が打ち込むことも禁止していること。

☆ この場合は、私立大学は、?の高等教育局の所管(担当)であり、私学助成金(3000億円)というお金をどれだけつけるかという権限や、新しく学部などを設置する許可の権限も有している。早稲田大学、慶応大学などを「植民地化」しているということさえできる。

☆ 退職後のポストのたらい回し=「渡り」についてものちに学ぶことになる。
公益財団法人、NPO(法人)・・・が対象。


帰ってのんびり。
テレビで録画していた、「鳩村周五郎」のシリーズの第3話と第4話などを見る。クリント・イーストウッド風の一匹狼的刑事とこれも医学界を追放された超人的外科医(手塚治虫的かな?)とのセット物。パタンが始まりが同じなのがちょっと可笑しいが。ホリプロとフジテレビ。

『外科医 鳩村周五郎』第1章・闇のカルテ(第1作2004年、第2作2006年、第3作2007年 、第4作2008年)
鳩村 周五郎(はとむら しゅうごろう) 演 - 船越英一郎
小室 源介(こむろ げんすけ) 演 - 内藤剛志
川上 つぐみ(かわかみ つぐみ) 演 - 美山加恋
川上 明日香(かわかみ あすか) 演 - 伊藤裕子(第1作 - 第5作・第7作)


フジテレビ編成企画 - 現王園佳正(第5作 - 第7作)、金井卓也(第2作 - 第6作)、和田行(第3作)、保原賢一郎(第1作・第2作)、成河広明(第7作・第8作)、水野綾子(第8作 - )
脚本 - 深沢正樹
監督 - 五木田亮一(第1作)、猪原達三(第2作 - 第13作)、根本和政(第14作)
OPナレーション - 野田圭一
プロデューサー - 菅井敦、三瓶慶介(第1作 - 第6作)、井上竜太(第3作 - 第8作・第14作)、川島永次(第1作)、梶野祐司(第2作)、小坂智尚(第14作)(いずれもホリプロ)
制作 - フジテレビ
制作著作 - ホリプロ


4/15(土)

10時と13時半に、看護学部の合同病院説明会で挨拶。
最近、スーツで仕事をすることが多くなり、それ以外の服装を考えるのが面倒になってしまっている。それに、肩が凝らないような工夫がされているのか、結構こちらのほうがポケットも多く楽かもしれないとなんとコンサーバティブな気持ちになってしまっている。

9501教室では、新1回生がほとんどの地域課題研究。終わったあとの参加カードを見させてもらったが、数名以外はぎっしりと課題を書いていて、いやあ、楽しみ楽しみっていう気分である。

13時からは大学院の合同ゼミ。途中退席をしたが、新しい建築デザインの先生が入ってまた意見が広がって嬉しい。特に芸術についての知識がある方なので、すこしこちらも楽になる。

発表のなかでの私のコメントの補足:
寺院が境内や本堂を無償でイベントに提供したとき「協賛」とする例があるという昨日の報告にすこしびっくり。が、まあ、このアーツマネジメント用語は慣例としての使い分けなので、寺院が、「協力」ではなく「協賛」としてくださいと言われることはあるかもなと後では思った次第(寺院と企業との違いはそれでもちょっと気になるところ)。でも、普通は「協力」。すごく協力してくれているときは「特別協力」として目立たせるのが一般ではないかと・・
(参考)
<後援と助成と協賛の違い - ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。 http://blog.goo.ne.jp/sotashuji/e/c0c3813eef38d1214280d8719caad377 より引用
主催  興行全体について最終的に責任を持つ
共催  興行の一部について責任を持つ
後援  質や正統性の保証(いわゆる「お墨付き」) (政府機関、等)・・・基本的に名義のみ。お金は出ない。
助成  金銭的な支援 (財団、基金、等)
協賛  金銭または物品等の支援 (企業、等)
協力  いろいろな形の支援 (さまざまな機関、団体、個人)
なお、「助成」と「協賛」の違いは、公的な支援を助成、企業による支援を協賛、ということが多いです。>
・・・・
たまたまだが、看護士が登場する映像を昨日に続けてみる。
ヤクザコメディ。でも、けっこうはらはらさせてもらえるところもある。
石田ひかりさんが26歳ぐらいの映像。いまの26歳に比べるとすこし落ち着いている感じがした。松重さんが大好きで、しかも角替さんの強いような可愛いようなおばちゃん婦長さんも楽しく。
矢口史靖『アドレナリンドライブ』112分、1999年、配給:ゼアリズエンタープライズ、日本出版販売。
監督・脚本・編集:矢口史靖(やぐちしのぶ、1967.5生まれ)
音楽:山本精一&羅針盤
主題曲:羅針盤「アドレナリンドライブ」
エンディングテーマ:平山みき「真夏の出来事'99」
佐藤静子:石田ひかり(1972.5生まれ)
鈴木悟:安藤政信(1975.5生まれ)
黒岩:松重豊(1963.1生まれ)
婦長:角替和枝(1954.10生まれ、榎本明さんの妻)

4/16(日)

素晴らしい舞台。そして、いまの日本が同じような道に行きつつあることを再認識。
公立劇団ならではではあるが、いつか、検閲というようなことがある危険まで思わされてゾッとしたりもする。新国立劇場での公演があったそうだが、それよりも時間が短くなっていて、本当に疲れることなく、脳内だけが痺れたという作品。

兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターVol.33 「長い墓標の列」作=福田善之  演出=島守辰明(ピッコロ劇団) 13:03〜15:16
ピッコロシアター中ホール。いつもと違い対角線づかいの舞台づくり。これがなかなかにかっちょいい。
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=193
<【あらすじ】
昭和13年秋、世の中は軍部の台頭が目覚ましくなっていた。
国家主義・全体主義が優勢となる中で、大学の自治もその自由を失おうとしていた。
経済学部教授の山名(森 好文)はただ一人、自治を制限する案を支持する革新派と教授会で戦うが、自由であるべき思想の世界は否応なく嵐にさらされていく。
大学の自主規制、主義を転向していく者たち――山名は狂気にとりつかれたように研究を続ける。

【作:福田善之(ふくだ・よしゆき)】
1931年東京生まれ。1957年『長い墓標の列』を発表。1960年に観世栄夫と劇団青年芸術劇場に参加。1962年初演『真田風雲録』を発表、翌年映画化。1994年には『壁の中の妖精』ほかで、第28回紀伊國屋演劇賞・個人賞を、『私の下町-母の写真』で第46回読売文学賞を受賞する。1999年には『壁の中の妖精』の演出で読売演劇賞優秀演出家賞を受賞。2000年には『壁の中の妖精』の戯曲で斉田喬戯曲賞を受賞。
2001年、紫綬褒章。
その他、映画シナリオやテレビ・ラジオドラマの執筆も多数。2006年には、日本シナリオ作家協会シナリオ功労賞、2010年『映画の日』永年勤続功労賞受賞。日本演出者協会評議員、日本劇作家協会顧問。
【演出:島守辰明(しまもり・たつあき)】
京都外国語大学在学中から演劇をはじめ、舞台、映像に出演。同時に舞台演出もおこなう。
平成15年4月〜18年3月文化庁在外研修生としてロシア国立モスクワ・マールイ劇場及び附属シェープキン演劇学校にて研修。平成18年(2006)ピッコロ劇団入団。日本演出者協会国際部、関西ブロック役員。
ピッコロ劇団での主な演出作品に、『夜のキリン』、『ワーニャ伯父さん!』(翻訳も)、『セイムタイム、ネクストイヤー』、『私のかわいそうなマラート』(翻訳も)、『喜劇 かもめ』(翻訳も)など。そのほか劇団神戸、劇団高円、劇団文化座など外部での演出もてがける。ピッコロ演劇学校では研究科主任講師をつとめるほか、新国立劇場演劇研修所や近畿大学文芸学部などで非常勤講師として後進の指導にあたっている。>

森 好文(山名庄策)  木全晶子(山名久子)  野秋裕香(山名弘子)  原 竹志(城崎 啓)  
堀江勇気(花里文雄)  菅原ゆうき(林 祐之)  浜崎大介(飯村桂吉)  中川義文(小西兼夫)
今仲ひろし(村上重吾)  山田 裕(矢野哲次郎)  三坂賢二郎(千葉 順)  風太郎(新聞記者)
  以上ピッコロ劇団
越智浩太(新聞記者・学生)  河本翔伍(新聞記者・学生)  国生拓也(新聞記者・学生)
   坂口遼太郎(新聞記者・学生)  辻井彰太(山名 靖)
   以上ピッコロ演劇学校卒業生

美術=加藤登美子 照明=竹内哲郎(?ハートス) 音響=松尾 謙(SOUND―1)
舞台監督=永易健介 演出助手=本田千恵子(ピッコロ劇団) 制作=森下知恵 >


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