こぐれ日録 KOGURE Diary 2010.10/18〜10/24


こぐれ日録715 2010年 10/18〜10/24

10/18(月)

きょうは、4回生13名(休学していた学生1名追加)による卒業研究の中間報告。
行政法?はお休み。
児童教育学科の部屋、井上信太さんがいま授業してくださっている教室で行う。
17時半ぐらいまで、休憩除いて、4時間。けっこう大変だったな。
でも、あと2ヶ月弱、なんとか、最低の1.6万字クリアして、論文をつくったり、制作として資料整理などをしてくれるだろうな。

いま、10兆円ある消費税を上げるとかいう議論があるようだが、もし、10%にしたら、10億円の増収になるというわけだが、それをしないで、たとえば、都道府県をやめてしまうと、都道府県の歳入は決算ベースで2008年度で48兆円あるので、消費税をやめてしまっても大丈夫な額にはなる。

まあ、公債費(過去の借金返済)が、7兆円弱あるので、40兆円ぐらいが最大の節約。そうはいっても、いろいろ市町村に移すものもあるので、単純ではないが、たとえば、人件費で15兆円弱あるので、議員はじめ都道府県という組織があるから必要だった人件費は不用になるだろうな、とざっくり思ったりする。

10/19(火)

出席簿の確定版が入っていた。
講義では、229名が、この大学では最高の数字かも知れない。立命館ではもっともっとあったが。
まあ、それ以外は、101人、50人、40人の講義。
そして、アーツ演習が29人で、ゼミが、20人、9人、13人。

過去の出席票を朝から転写すべきなのに、なんか、どうも疲れている。
3時間目の2回生ゼミは、男子学生が、18世紀初頭のフランスの画家の生涯を発表していた。
ヴァトーの「シテール島への巡礼」などを説明している。
ふと、テオ・アンゲロプロス監督の映画『シテール島への船出』のことを思い出した。
でもどんな話だったかまるで思い出せない・・

そのあと、4回生の卒研の話などをして、これからの研究・調査の仕方の話をする。
ゼミ中、ぼくは話しているとき、かなり私語が多く、黙ってみた。
これはかなり聞いた。少なくとも、ゼミ生の発表のときはかなり静かになったな。

都市デザイン論。
ミニテストをしたので、すこし早く終わる。90名(101名登録なので、なかなかの出席率。テストというとちゃんとするなあ)。山科の歴史の基礎知識?(仏教宗派をちゃんと知ろう).来週も引き続き基礎知識?テスト(?をも活用して広く知る)をする。
中途半端なのだが、5限目なので、すぐ日が昏るので、大宅地区を歩こうは来週には告知すべき・・・なかなか「山科の記憶」「痴情」へと進まない・・・そのうち忠臣蔵の季節がくるぞ・・・

ゼミ生たちがやっている、ブログの更新が頻繁になってきている。
うまく、伝わればいいんだけれど・・・「京都学生芸術作品展2010 ArtsBar@Rissei」
http://profile.ameba.jp/arts-bar


10/20(水)

やっぱり、事務処理能力が30歳ぐらいの1/5ぐらいになっている。
まず、出席簿をつけているのだが、欄を間違って二度手間になったり、別のことをしだして、ぜんぜんはかどっていなかったりする。 書類を捜すだけで時間がどんどんすぎる。プリントしていたことを忘れてまた同じものをプリントし、それらがいざというとき、どこかに消えてなくなる・・・

12時から、怒涛の5会議だったので、午前中は事務処理タイムだったのに、まったくはかどらず、ものすごい自己嫌悪の嵐であった。口内炎もいたいし、すこししんどいのかも知れない。
でもまあ、2012年度以降に教養科目も専門科目もかなり再整備ことになることから、こちらとしては、都市環境デザイン学科を学ぶ学生とそれに対応する教員にとって、できるだけいいものにしなくちゃいけないので、まあ、なんとかしている・・・

生協理事会が5つめの会議。
ようやく、読書奨励制度が動き出すことになった。
11/2に各ゼミの生協委員会を招集してそこから、2週間強あたり募集する。
締め切りは事業年度の終わりが2月末なのだが、すこし余裕をみておこうと思っている。
やってみないと実際どれほどの応募があるのかわからないことが多い。事務手続きもすこし試行錯誤かも知れない(注文の仕方、教科書ではないことの確認、締め切りとの関係などなど)。とくに、注文した本が、締め切り以降に届くというときは、対象にならない、ということをあらかじめいっておく必要があるかも知れない。


10/21(木)

急にこの1週間忙しくなった。体は正直で口内炎。これは、寝不足などで口の中を噛んで傷つかせ、それがずっと沁みるというものだが、今回は、噛んだなあと自覚していて、予防しなくちゃと思ったのに、なってしまった。

他大学に行く曜日だが、来年度は夜の講義が一つなくなるということで、これはちょうどいいのかも知れない。
一つ終わったあと、JR長岡京へと歩いてみることにして、ふと、45年続いているという旧いレストラン(グリル)に入って、カツ丼定食(850円)を注文してみた。体重が増え気味なので、朝をいっぱいとってお昼は苹果一個にしていたら、結局、お腹がすいた、というわけだ。
いやあ、なかなかに暖かい味。どうしてかほんとに不思議だが、口内炎なのにちっとも沁みない(ような気がするのだ)。小さな川沿い。

長岡京市をのんびり味わうのは、去年など結構していたのに、今日がはじめてなのかも知れない。とはいえ、iPhoneでメールに答えたり、それなりに仕事があったりもするが。

ずっと、戸川猪佐武『小説吉田学校』(角川文庫)を読んできたが、いまは、これとしてはラストらしい第八部保守回生のところ。

大平正芳さんが現職総理のままあっけなく6/12になくなり、中曽根康弘さんだろう(田中角栄さんへの接近と角栄さんがどうもそうらしいという雰囲気だった)と思われていた(対抗馬が、三木武夫氏の影響を離脱しようとしていた河本敏夫さん:海部大臣に沖縄開発庁のとき仕えていたので、三光汽船の河本さんにはちょくちょく庁内でお見受けした)。

ところが、あれよあれよというまもなく、消去法で(反対はいないが政治信条はあるようには見えない、でも無難だしなあ・・・ということで)、大平派代表(会長とはいえないだろうと伊東正義さんなどがいって代表となる)の鈴木善幸さんが、総理になってしまうところが終わりのほうにあって、これって、ほんとに日本の不思議な人事決定機構だ(った)と思う。

なお、今日のこのブログの読者が669人。たぶん過去最高。


10/22(金)

夜(19時半すぎスタート)
久しぶりに、お芝居を見て泣いた。BGMのときこころでうたをずいぶん口ずさんだ。
終わったとき、立って拍手してでも、もう一度役者を登場させたかった・・ときを忘れた(2時間10分ぐらいたっていたことなど全く苦にならず。1時間でも長くてすかすかしたステージは数多いのにもかかわらずにね)。

えっもう終わってしまうの。これからじゃん、米子さん(大熊ねこ)や、竜二郎おじ(い)さん(亀岡寿行)、ぼけちまった眞吾さん(菊谷高広)、オカマバーをしつつお昼は研究家(縄文時代研究だっけ?)のヨシヒロ(坂本正巳)さんと、日本人になってしまおうとするキタ(朝鮮出身)のチュン(隈本晃俊)さん(子供を妻が慶應の幼稚舎に入れるために自分が面接の練習をしているというのが面白かった。あの顔ではなかなか難しいだろうなあ、と思ったりして笑える)との攻防が見たかった。

ミナミ(朝鮮)のパク(村尾オサム)さんは男前だったなあ。血統を守り、義を貫く。カネや警察権力の威力などはまったくものともしない。過激派の政治犯はそれに対していかにもなさけないなあ(原真)。これを見たらみんな日本人を辞めたくなるな。

AI・HALL、遊劇体第50回公演/現代演劇レトロスペクティヴ『縄文人にあいういう』。
作:仁王門第五郎(『縄文人にあいうえう』をこう改題したそうだ)。演出:キタモトマサヤ。
いつもの、何もない舞台。小道具も飛び道具のみ。歩みも直角様式。

(朝からのこと)
昨日の授業はどうも調子が悪かったなあと思いつつ、9時に来た、元ゼミ生(いまは、転校して関東の大学にいる)に会う。もう授業料を払ってもらっていないのだけれど、とあとになって思うのだが、結局、卒業論文の指導をしている私・・・

10時には、劇団態変の役者・小泉さんと黒子の小山さんがくる。なんか見かけた人だなあと思っていたら、このまえ、共に実現する会の勉強会に来ていた方だった。黒子さんになったばかりなのに、とても落ち着いていて、おお、と思っていたら、1年間、教壇にたっていた経験があるということ。なるほど。

社会文化論は、174名。いつもと同じ。
政治学概論?は、22名。こちらもいつもと同じ。どっちもテキストを声に出して読ませて(読めない言葉を読めるようにさせつつ)、こっちがすこし解説したり(読めない言葉への解説や大事な事象の説明)、脱線する(現代との比較とかエピソード紹介というあまりにオールド(中古)な授業形態なのだが、ぼくはもちろん、学生も、結構面白がっているように、少なくともぼくには思っている。

明日、るかちゃんが発表するという大学院リサーチの事前チェック。まあ、報告してくれたというもので、こうしてもらうと、学部授業とかちあう後期はずいぶん助かる。来年度は、大学院のアーツマネジメント?は、アーツ演習?と合同にすることで、リサーチにぼくが出られるようにすべえと思っている。


10/23(土)

門真駅、久しぶり。ここの驛舎のかまぼこ型は、なんか、ここが工場都市だなあという気持ちにさせるものだが、モノレールとのつながりもあって、こうなっているのかな。
モノレールの駅名はなかなかに面白い。気がついたら、阪急できた2回生が乗っていた。
万博、久しぶりだ。
16名かな、アーツ演習2(それ以外の自主参加とかあり)。20名以上だと200円になると思ったら、11名で10名ぶんの回数券があった。

1000人で音楽をする日。10/23 13時から16時すこし前まで。どうも、15:10で終わりってぼくは書いていたらしい。実際は、16時40分までかかった。でも、隙間の多い学外野外授業だったはずだし、太陽の塔をみたり、いい見聞になったはず。民博に行って音楽体験をしたら丸一日コースだったな(雨天だったら、ここに行こうと思っていた)。

万博記念公園自然文化園お祭り広場。太陽の塔の黒い顔がなんか素敵だ。
楽器によるゲーム的な軽いワークショップ。演奏する曲「ウドロ・ウドロ」(ホセ・マサダ作曲)の練習。声班はその他の班の人たちの演奏や鳥の声、子供たちの遊び声なども聞くというのも演奏の一つとなっている。いいな。でも、拡声器がちょっと邪魔(本番はそれもなくいい気持ち)。

そして、本番(15時から40分)。とくに、笛が聞こえだす後半がもうもぞもぞっという気持ちがうごめきだした。主人のいないハモンドオルガンが、夜中、夢の中で自分でかってに鳴り出したような。

3つのうち、ヴォイスは人気がなかったが、これはなかなかに面白いもので、だって、はじめは、笛とは吹けるし、本番は、みんなのトンガトン(太い竹の筒)、カルータン(硬い木でできた拍子木)、ギロ(トンガトンを笛の竹でかたかたする)もしくは、笛が聴けるのだものね。


10/24(日)

朝から、はなが帰ってくるというので、ちょっと二人でそわそわ。
10時ごろ、パリからマレーシア経由(ずいぶん長くいたので、映画『生きる』を見て、死んだ親父を思って泣いていたそうだ)、到着。3ヶ月いたので、お土産話がつきない。ギターを持っているのでそんなにお土産を持って来れなかったようだが、綺麗な石鹸(香りのためのようだ)とか、パリのチョコのかんかんとか、やっぱり、一味違うものたち。

旧神戸生糸検査所へ。今月でいったん閉じて改修するようだ。
いい戦前の建物。ベルトコンベアがあったり、大きな工場のような空間。
暗闇で寸時なんちゃってホーメイをしていた。

三ノ宮から歩いて15分ということだったが、ちょっと遅くなったのでタクシー(帰りは強くなった雨のなか歩いたが、歩くのには、あんまり嬉しくない道だなあと思う。ビルが大きすぎてよそよそしい顔)。

音遊びの会「音の糸」。
宮北さんなどが苹果を頭に乗せてくつろいでいた:アートシアターdB関係のパフォーマンスなどもあったようだ。あとでチラシをみると、C.A.P.関係かな(twist&shout)。
図形楽譜は昨日つながりもあって面白いミニマムミュージック。大きな場所を使ってぐるぐる回る音楽は、音の海の音の鳴門渦だったな。あとで、投げ銭ライブも、これから別府とか水戸とかいくようだし、いい試み。音遊びの会の進化を目撃することの面白さは桁外れに面白いことなり。


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